アラブ首長国連邦（UAE）の商業都市であるドバイは、世界有数の国際観光都市である。ドバイは、トリップアドバイザーの「トラベラーズチョイス・デスティネーション」にもランクインしている。UAEでトップ25に入ったのはドバイだけである。
ドバイはアラビア砂漠にそびえ立つ近未来的な街並み。世界一の高層ビル、世界一の噴水、世界一の花園、世界一の人工島がある国際都市だ。ロンドン、パリ、バンコクに次いで世界で4番目に観光客の多い都市である。
ドバイの観光客
ドバイを訪れる観光客の数は大幅に増加している。ドバイ政府観光局によると、2016年にドバイを訪れた宿泊客は1500万人を超えた。観光部門の成長率は5％、4年間のCAGRは8％を記録した。同局は、今後3年間安定した勢いを維持するため、ドバイの観光業がさらに成長すると見込んでいる。ドバイ首長国の観光産業は世界各地で好調な業績を上げており、2020年までに2,000万人の訪問者数を達成することが確実視されている。
ドバイへの訪問者・観光客の主な供給源は、インド、KSA、英国、オマーン、パキスタンなどである。
また、市場におけるホテルの客室供給量は大幅に増加しており、平均客室料金も低下している（10％）。今後予想されるドバイ訪問者数の増加に対応するため、ホテル客室数は2020年までに倍増（14万～16万室）される。ドバイ・エキスポ2020は、観光部門と経済成長全体を後押しする重要な役割を果たすだろう。万博は、世界のさまざまな地域から大勢の観光客を刺激し、惹きつける触媒の役割を果たすだろう。2020年ドバイ万博は、観光客にグローバルなコミュニティや文化との融合、エキサイティングな観光アトラクション、砂漠のサファリ、空の冒険、シティツアー、海の冒険、ウォーターパークへの訪問など、ドバイで人気のある数多くのアクティビティを楽しむための変化を提供する。
ドバイの観光は、外国からの投資とキャッシュフローを維持するための政府の戦略の重要な一部である。観光部門の経済効果が高いため、政府は観光部門の強化と促進に絶えず力を入れている。
ナキール・ウォーターフロントは、世界最大のマスタープラン開発で、人口150万人、香港の2倍の規模になると予想されている。
ドバイの夏
ドバイ・サマー・サプライズ Dubai Summer Surprises (DSS)は、市内40カ所のドバイ・モールで開催され、家族全員が楽しめるアクティビティやエンターテイメントだけでなく、お得な割引もあります。アトラクションには、ジュメイラ・ビーチ・レジデンス前のビーチでのスパゾーンやインフレータブルゲームゾーン、フェスティバル・センターのシュピーゲル・テントで毎晩開催されるディナーショー「ハウス・オブ・イリュージョン」などがあります。
子供向けアートクラス
ドバイ・コミュニティ・シアター・アンド・アート・センターでは、夏の間、張り子マスク作り、ペーパークラフト、デッサン、ペインティングなど、子供向けのアートワークショップを開催しています。また、子どもから10代までを対象としたサマーキャンプもあり、さまざまな媒体を扱っている。
ワイヤー、無題、ドローイング
現代写真家のレイチェル・リロとノエル・タンによる展覧会「Wires, Untitled & Drawings」は、ドバイでの初個展です。二人ともフィリピンのマニラで生まれ育ち、アメリカで美術を学んだ。リロの作品は「Wires」で、タンの才能は「Untitled」と「Drawings」で紹介される。
セブン・ポジション
活気に満ちたポスト・グローバルのアヴァンギャルド・シーンの新進アーティストを紹介するSeven Positionsは、若く勇気あるアーティストとその作品を紹介する。その結果、国境やジャンルを超えた姿勢やスタイルが刺激的に混ざり合う。
夏の展覧会
コンセプチュアル・アート、具象・抽象アートを織り交ぜたコンテンポラリー作品の数々。ドバイを拠点とするアメリカ人アーティスト、ジュリア・タウンゼントのユーモラスな風刺画、サウジアラビア人アーティスト、フセイン・アルモハーセンの鮮やかな表現主義作品、ドバイを拠点とするコリーン・クイグリーのドラマチックな言葉のコンセプチュアル・アート、カナダ人アーティスト、メラニー・サラシンのフレッシュな抽象キャンバスなどが展示される。